株式国際投資ノート

決定版 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点からの戦略

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決定版 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点からの戦略

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決定版 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点からの戦略
作者 : 荒井 拓也
定価 : ¥ 1,995
出版元 : NTT出版
発売日 : 2002-11
カテゴリ : 単行本
ランキング : 137784
価格 商品名 納期
¥ 1,995 決定版 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点からの戦略 通常24時間以内に発送
 役に立たない。

致命的なのは二点。
・文章が下手。
・情報が古い。

古いパンフレットを手にするつもりで読み飛ばすにはよかろうが、おおよそ入門書として捉えるべきでない駄作。
グレハムとバフェットの著書や研究書を買って読んだ方がよほど為になる。書いてある内容も、バフェットの親族が書いた本をデッドコピーした程度。

「あ、アメリカ株はとっつきやすいんだな」程度に捉えると、実際に鉄火場へ出た後やけどをすることになる。

イートレードに外国証券口座を開いて、まずそこで相場観を養うのが手っ取り早いと、個人的には思う。

 1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資

内容的には米国市場ではファンダメンタル解析が有効な局面があるという趣旨で、賛同できます。ROEや特にキャッシュフローに注目しているのは賛同できます。やや、強気な感はありますが、2004年-2005年の米国相場に限っていうなら強気も悪くはないでしょう。
一番欠点に感じたのは、キャッシュフローの解説で、最初の解説表ではマイナスのキャッシュフローは「-54」など「-」記号で表記しておきながら、途中からプラスは「11000」、マイナスは括弧にいれて「(11000)」でマイナスを表すなど支離滅裂な構成になっており、しかも、「説明するまでもないでしょう」などといっているので、本当にわかりにくいです。この辺は改訂の余地があると感じました。

 庶民を株式投資に向かわせるトンデモ本!

国民金融資産は1400兆円あるといわれているが、このうちの3分の1は保険や積立、もう3分の1は負債(国民個人の借金)といわれている。
大雑把な分け方だが純資産となると500兆円弱ということになる。
この「庶民資産」を株式投資に流れ込ませるためにいろんな指南書が出たりしている、東証では個人の売買も再開(個人投資は邪魔だとしていぜんは閉め出されていたのに)してやる気満々だ。
インターネットやコンビニでさえ株が買えたりする時代になった。なぜこんなに簡単に株が買えるようになったのだろうか?それは500兆円のカネが株式市場に流れて欲しいからだ。
ちょっと考えてみて、ここに「すぐに一億円儲かる話(投資)」があったとしよう。その話を知人や友人と一緒に儲けようと話すだろうか?
わたしは絶対にしない、その儲け話が何口あろうと全部一人占めする。
博打もそうだが必ず胴元が儲かる仕組みになっている。
100%得する(儲かる)話があったら「必ず自分でヤル」はずである。

世界には60億の人間が居るが大きく分けると「2%の金持ち」と「98%貧乏人」に分けられる、金持ちは働く必要がない、いやお金があるから働かなくてもいい、貧乏人は働かないと暮らせないから働く、その労働力や収入(預金も含め)を搾取するのが「『2%の金持ち』の仕事」だからだ。
本書のタイトルにもある1000ドルといえば10万前後だ。
このお財布感覚が「投資という搾取」の実態を覆い隠している。
また10万円前後では投資にはならない、この額では財産形成だろう。

 常に相場の逆を行く人

この著者は明らかに相場観がなく、言っていることも支離滅裂であると思います。
前著で、テクニカル分析や日本市場について強烈に批判しておきながら、相場が反転するとみれば素早く昔から注目していたかのように振舞い始める。その変わり身の速さは見事である。

自分では株で一銭も稼げないがために本を書いて生活しているのでしょう。強気相場の天井で強気になり、弱気相場の底で弱気に変わるタイミングは見事なほど間逆であります。

もし、この本に一行でもアジア市場について独創的な洞察が書いてあったり、自分の相場観が間違っていてどれだけ損をしたか告白していれば、この本を書いた価値があったと思う。言い訳と弁解に終始しているので、存在価値を自分で低くしてしまっている。明らかに雑誌や経済新聞の受け売りばかりで自分の頭で考えた所がなさすぎる。

他人の猿真似をしているだけなら、趣味で株をやっている引退した老人の方が成績は優秀であろうと予測される。

 基本的に間違っている

著者の相場観は基本的に間違っている。それは、日本人にありがちなハイテク株を成長株と勘違いしているところだ。ハイテク株なんぞは、もっとも代表的な景気循環株であり、2003年の戻り相場では、そこそこ前回の下げの損失の埋め合わせができたかもしれないが、すぐにまた泣きを見ることになるだろう。気の毒な限りだ。

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